ぱらなのブログ

主観で選ぶ、初めてサガシリーズを触る人へのおすすめ作品

おすすめのサガシリーズある?と聞かれたので主観で書きました。

文量がクソ長くなってしまった上にろくに推敲していないので適当に読み飛ばしてください。


=========

スクウェア・エニックスRPGと言えば、どんな作品を思い浮かべるでしょうか?


ファイナルファンタジードラゴンクエストと答える人が大半だと思いますが、
私はロマンシング・サガシリーズと答えます。

ロマサガはどちらかといえばコアなファンに支持されているマイナー寄りの作品ではありますが、
ぜひ皆さんにも遊んでほしいので今回はサガフロの専門家の立場として筆を取ることにいたました。

ネタバレには完全に配慮してますので、安心してお読みください。


# はじめに

実はひとくちに「サガシリーズ」と言ってもゲームシステムや難易度がまるで違います。

どれから触るべきか、どれが肌にあうかが人それぞれで異なるのです。



例えば、ロマサガ2は人気や評判が高い作品です。

確かに面白さは理解できますし、良い作品であるとは感じるのですが
残念ながら私にはまっっったく合わなかったので、あまり遊び込んでいません。


このように、もしサガシリーズ好きをたくさん集めたとしても
好きな作品と好きなところ、十人十色の意見が出てくることでしょう。



あくまでひとりのファンの意見として、鵜呑みにせず参考程度にお読み頂ければと思います。

また、私自身たくさんのサガシリーズを遊び尽くしているというわけではない点にもご留意ください。


# 全般的なシステムの話

個別解説に移る前に、サガシリーズの共通項として紹介しておくべきシステムがあります。

サガシリーズの大半はレベルの概念がありません。

戦闘によって少しずつHPや技能レベルが上がっていき、成長していくシステムを取っています。


もちろん、何度も戦えば強くなれるので、レベルの概念はないもののレベルアップ的な行為は可能です。

しかし、成長することはメリットだけをもたらすものではありません。
ザコ敵もボスも、プレイヤーに合わせて強化されていくのです。
レベルを上げて敵を瞬殺するようなプレイは基本的にできないものと思ってください。


なぜこのようなシステムを取っているのかというと、サガシリーズの伝統であるフリーシナリオシステムが関係しています。


通常のゲームであれば、序盤のダンジョンなら弱い敵、終盤のダンジョンなら強い敵が出ます。


一方でサガシリーズはプレイの自由度が極めて高く、最序盤からほとんどのダンジョンに行けることが多いのです。

なので序盤のダンジョン・終盤のダンジョンという概念がほとんどなく、
訪れたタイミングによって適正な強さの敵が出てくる仕組みとなっています。

もちろんボスの強さはある程度固定されていますので、
勝てなかったらレベルを上げて打ち倒すというのはサガシリーズにおいても基本です。

しかし、どのダンジョンに行ってもザコはザコではないことは把握しておいてください。気を抜くと余裕で全滅します。


このあたりが、サガシリーズは難易度が高いと言われる所以ですね。


また、HPのほかにLPがあるのも特徴のひとつです。


通常のRPGであれば、HPがゼロになると戦闘不能となり、蘇生するためには専用のアイテムや魔法が必要となるのが定番です。


一方でサガシリーズは蘇生魔法という概念がなく、HPが0になったキャラも普通の回復手段で復活させることが可能です。
しかしHPがゼロとなるたびに、LP、ライフポイントが減っていきます。

このLPが0になってしまうと、作品によってシステムは異なりますが
死亡してキャラロスト、宿に戻るまで復活不能、パーティから離脱などのデメリットが発生します。

戦闘不能状態のキャラが敵の攻撃対象となる場合があるのも特徴で、その場合は直接LPが減っていくのでどんどん状況がヤバくなります。
全体攻撃に巻き込まれたり、行動回数が多い敵に殴られたりするとそれはもう結構な勢いで減っていきます。

LPがゼロになるほどの事態はそう簡単に起きるわけではありませんが、場合によってはキャラロストに繋がるため
LP回復の手段、尽きた場合のデメリットは把握しておく必要があります。


さて、前置きが長くなりましたが、作品をいくつか紹介していきましょう。
各評価項目は5点満点です。



# 各作品評価

ロマンシング サガ2 SFC

初心者おすすめ度

☆☆2

難易度

☆☆☆☆☆5

やりこみ度

☆☆☆☆☆5


前項でも触れた、ロマンシング サガシリーズの代表作です。
代表作でありながら非常に癖が強く、万人におすすめすることはできません。
この癖の強さこそサガらしさではあるのですが。

閃きシステムが登場した作品で、後のサガシリーズに絶大な影響を与えた原点と言えます。
閃きは戦闘中に新しい技を習得していくシステムで、強敵との戦闘中に戦況を打開しうる強力な技を覚えて盤面がひっくり返ることもある、熱いシステムです。


代表作ではあるのですがシステムは非常に癖が強く、キャラを育てるゲームなのですがキャラを育てるゲームではありません

というのも、ロマサガ2の主人公は帝国の皇帝となって、
世代交代を繰り返しながら領地を広げて世界を征服するゲームです。

世代が変われば、当然それまで共に戦ってきた全キャラクターがいなくなります。

皇帝も次の皇帝に代を継ぎます。どんなに愛着があるキャラだろうと世代交代で全員消えます。

もちろん育てたキャラクターは無駄ではなく、閃いた技や帝国の発展状況は次の世代に引き継がれていきます。

プレイヤー側の固有キャラクターがいないこともあり、帝国を育てて発展させることが主軸のゲームシステムになっています。


ロマサガ2においては、LPの回復は基本的に不可能です。

ゼロになったキャラは死亡してその世代では二度と仲間にできなくなります。

一度加えた仲間を外すことはできないので、編成に合わなかったら殺して入れ替えます。
皇帝が微妙だったら皇帝を殺して別のキャラに引き継がせます。そういうゲームです。



キャラに愛着を持つタイプなので、私には合いませんでした。面白いんですけどねえ。

強くおすすめはしませんが、しっかりと芯のある面白さを持った作品ですので
ここまでの解説で惹かれる点があったなら、最初に触れるサガとして悪い選択肢ではありません。ぜひ遊んでみてください。

…ひとつ注意点として、絶対に逃走は選ばないようにしてください。こちらは育たないのに敵だけ強くなっていって詰む罠があります。

ロマンシング・サガ3 SFC

初心者おすすめ度

☆☆☆☆4

難易度

☆☆2

やりこみ度

☆☆☆3



SFCロマサガ3作の最終作です。
サガシリーズの中では遊びやすい作品ではありますが、万人におすすめすることはできません。

難易度は低いですが、これはサガ比での評価なので平均よりは遥かに高いと思ってください。

主人公は8人いますが、始まりはほぼ全員同じであることなどからキャラ差はほとんどありません。

ミカエル編は国の運営という少し別ゲー要素があったりなどはしますが、シナリオの大筋は共通です。



信じられないぐらいの説明不足、作りかけバグだらけに近いゲームなのですが十分すぎるほど面白いです。

特にシナリオの説明不足が致命的なレベルで、四魔貴族を倒してアビスゲートを閉じることでシナリオが進むのですが
それに至る動線がゲーム中にありません。そんなことある?
メインシナリオがこれだから当然それ以外も説明がまるで足りてねえぞ!


クリアしても報酬がないとか町長がバグるイベントとか、本当に未完成感の強いゲームです。私が町長です。

重厚なストーリーにはまるで期待できませんがゲームとしてはとても面白いです。

LPが尽きるとキャラロストですが、アビスゲート閉鎖時にのみ復活可能な救済あり、LP自体も宿で簡単に回復できるので大丈夫です。

ロマサガ3の音楽はかなり秀逸で好みなので、それによりわたしの評価が上がってるところがあるのは否定しません。

特に四魔貴族バトル1が好きで。ゲームを知らなくても一度聴いてみると良いです。興味を持ったらゲームを遊んでみると良いです。

母親の影響でプレイ前に曲は知っていましたが、ゲーム中で初めて聴いた時は鳥肌が立ちました。

さすがにラスボス曲はお楽しみに取っておく方がよいと思いますが、四魔貴族バトルぐらいなら曲ネタバレしてもよいかなと。



サガシリーズの中では平凡感がありますが、サガはあまりにも癖が強すぎるので一般的なRPG的な感覚で進めやすいのはロマサガ3かもしれません。

初めて触る作品としてはサガフロロマサガ3をおすすめしたいところですね。

まあこれは当然サガ内での比較なので、普通のRPGと比べたら3もだいぶ癖が強いと思います。


ロマサガ3以降は逃走しても敵は強くならないので気軽に逃げても大丈夫です。

いざとなったら私に聞いてくれれば、ネタバレなしでアドバイスできますのでよろしくお願いします。

ロマサガ3は3週ほど遊んだのでそれなりに詳しく、ミンサガはライトガチ勢レベル、サガフロは本業なのでこの3作品については色々お答えできます。



そうだ、忘れてた。もし遊ぶなら主人公にサラだけは選ばないようにしてください。絶対だぞ。ちゃんと言ったからな。


サガ フロンティア PS1

初心者おすすめ度

☆☆☆☆4

難易度

☆☆2

やりこみ度

☆☆☆☆☆5


私の人生を破壊した名作です。

ぜひぜひ遊んでほしいのですが、サガなので万人におすすめすることはできません。

初心者おすすめ度が5にならないのもサガだからです。サガシリーズがゲーム初心者に向いてるわけねえだろ



7人の主人公、リマスター版ではひとり増えて8人の主人公がおり、それぞれでシナリオもラスボスも異なっています

開発段階の主人公は9人で、リマスターで増えた主人公はもともと没になった主人公として知られていたキャラなので
リメイク特有のクソ追加要素ではなくむしろファン待望の追加要素であり、そのあたりはスタッフ側も理解して作っているので安心できます。


ロマサガ3は主人公ごとの差異がほとんどなかったですが、サガフロは全然違うので全主人公を遊んでもそれぞれで楽しめます。

特にラスボスが違うのがすごい。もちろん全ラスボスに専用曲があるぞ。イトケンやばい。

ひとりひとりのボリュームは少なめで、慣れると特にタイムアタックせずとも1日でクリアできます。

全員プレイするならそれなりに時間はかかりますので、全体として見れば特にボリューム不足ではありません。

縦のボリュームは控えめなものの、横のボリュームは並のゲームがすっぽり収まるほどでかいというイメージを持っていただくと大体あってます。

クリアするだけならサクッと遊べますし、やりこもうとすれば無限に遊べます。


サガフロでは連携システムが登場しました。

これは戦闘中キャラの攻撃が組み合わさって合体技になるシステムで、閃きと合わせて戦闘中の運要素が強めになっています。

運要素が強いというとマイナスに捉えられがちですが、単調になりがちなRPGのコマンドバトルにおいて適度な運要素はゲーム体験を阻害するものではなく、むしろ駆け引きの要素という面白さを引き出してくれます。


RPGの合体技と言うと特定のキャラの特定の行動が組み合わさって発動するようなイメージを持つかもしれませんが、サガシリーズの連携は好きな技を好きなように組み合わせることができます。

技ごとに連携のしやすさ、繋がらない技の組み合わせなども存在していますが、合体技というよりは戦闘中ランダムで攻撃が強化されるシステムであると認識した方が実態に近いです。

全員が大技を単発で撃つより、小技を挟んで連携を繋いだ方がダメージが伸びる場合があるので強行動を連発するのが最適解にならない場合があるなど、知れば知るほど理解すればするほど応えてくれるシステムの奥深さがあります。


難易度はサガシリーズの中ではかなり易しく、ゲームバランス崩壊技も多々あるので躊躇しなければクリアは楽です。

ただし、繰り返しになりますがこれはサガ比での話なので、一般的なゲームと比べたら高い部類に入ります。

LPが尽きた場合は戦闘に出せなくなりますが、パーティからの離脱などはないので宿に泊まれば復帰できます。



サガフロには4種類の種族がおり、それぞれ育て方も大きく異なっています。

  • 普通に戦闘し、強くなるスタンダード型のヒューマン。
  • 敵モンスターを特殊装備に吸収し、その力を得て一気に強くなる妖魔。
  • 倒した相手の能力を吸収し、変身を重ねて強くなっていくモンスター。
  • 戦闘では一切成長しないが、自由に装備を付けることでステータスを強化するメカ。


特にモンスター育成の沼が深く、ガチで育てようとすると数週間~数ヶ月かかる恐ろしいやりこみ要素になっています。

前提として必要になる知識量も尋常ではなく多く、一度体験してもらうと横のボリュームが広いという意味を理解して頂けることでしょう。

ヒューマンやメカは簡単に育てることができ、素直でとっつきやすいので大丈夫です。



主人公が7人いますので、それぞれ軽くコメントしておきます。

ブルー ヒューマン

術の資質を集め、最強の術士を目指す物語です。

序盤の必須イベントがなく最初からフリーシナリオ、放り出されるわけではなく何をすればよいのかもしっかり示されていますので、フリーシナリオの遊び方を知り、サガフロンティアというゲームを存分に味わうにはとても良い主人公です。

終盤のボスはかなり強いですが、終盤ですし育てればなんとかなります。

レッド ヒューマン

仮面ライダーや戦隊のようなヒーローとして、悪の組織と戦う主人公です。

自由行動できるようになるのが遅く、序盤は固定の一本道で分かりやすいので進めやすいです。

やや難しい固定イベントがありますが、どちらかといえばパズルなので詰むほどではないでしょう。

ヒーローなので主人公が無茶苦茶強いです。


T260 メカ

忘れてしまった任務の記憶を取り戻すため、情報を求めて旅をする主人公です。

初期メンバーとして作中最強の剣豪が加入し、T260自身もメカなので育てやすく、メカ向けのシナリオで強力なアイテムが手に入っていくためカスタマイズも楽しめます。

シナリオも王道で熱い展開や泣かせる展開が盛り込まれていて、かなり恵まれた主人公といえます。

昔はシナリオの進め方がノーヒントで詰みがちでしたが、リマスターはガイドがつくようになったのと
分からなければ私に聞いてもらえればなんでも解決できるので大丈夫ですね。


エミリア ヒューマン

恋人の仇を取るため、仮面の男を追う物語です。

ミッションという形でシナリオが進行していくので、進めやすさはあります。

ラスボスは弱いですが後半の潜入任務が単独行動となるため、やたらと難しいので注意。

きちんと街でのセーブを残す癖をつけるようにしましょう。それさえ徹底していれば問題なく進めていけます。ラスボスも最弱候補ですし。




===ここまでが初週おすすめライン。以下は選ぶな===


リュート ヒューマン

いつまでもニートではいられないので、とりあえず実家を出る物語です。

シナリオはないです。超フリーシナリオ。ある意味最もサガらしさのある主人公ですが…。

クーン モンスター

崩壊しそうな故郷を救うため、強い力を秘めた指輪を求めて旅をする物語です。

序盤の固定ボスがサガフロ最強クラスです。洒落にならんぐらい強い。しかも簡単に倒せる抜け道がない。

自由行動になってからも主人公がモンスターなのでまともに育てるのは非常に苦労します。
苦労するで済むだろうか、不可能と言っても過言ではないかもしれない。

シナリオはやべえです。何がやべえのかはネタバレなので言えません。

なお私が初めて遊んだ主人公はクーンでした。一応なんとかなったけどおすすめはしないぞ。

アセルス 半妖

目覚めたら悪夢のような謎の城に閉じ込められており、脱出を試みる主人公です。

こっちもシナリオはやばい。初見は呆然とすると思います。しました。脳が破壊される

序盤でゲーム中最強クラスの武器である幻魔が入手可能で、これを買えれば簡単になるのですが、購入手順があるので知らないと買えません。

買えなかった場合は全主人公中ぶっちぎり最悪、稀に見る超高難易度ゲームが始まります。胞子やめろォォォ!!

逆に買ってあるなら、ほどよいぐらいの難易度になります。幻魔前提で調整するんじゃないよ



ヒューズ編は性質上ゲームに慣れてからでないとそもそも選べないので、解説は省きます。
というより動画作ってるせいで8ヶ月ぐらい経つのにまだ遊べてないんですがねハッハッハ

上の4人で開始すれば間違いないです。私がのんびり楽しむときは大抵ブルーですね。ブルー編の専用システムに加えラスボスが強く、育てがい・倒しがいがあるので。



サガ フロンティア2 PS1

こちらは概要だけ。

私は遊んだことがなく、母親から聞いた話になります。

システムが刷新され連携がない、音楽もこれまでサガシリーズに携わってきたイトケンではないなど
サガ フロンティアの名前を宿してはいますが前作とはほぼ別ゲーです。

あんまり面白くなかったと言っていたので触る気が起きず未プレイです。

ネットで見ると評判は悪くないようですが、私は家族の評価を信じます。


私におすすめされていないので万人におすすめすることはできません。


ロマンシングサガ ミンストレルソング PS2

初心者おすすめ度

☆☆☆☆4

難易度

☆☆☆3

やりこみ度

☆☆☆☆4 (一部コンテンツが☆10ぐらいある)


初代ロマンシング サガのリメイク版です。

かなり遊びやすく、それでいてやり込める名作ですが、やっぱりサガなので胸を張って万人にはおすすめできるとは言えないです。



某ネットミームのせいで、みんなこのゲームの一部分だけ知ってると思います。


私が2番目にやりこんだサガで、10週しています。

略称は色々ありますが私はミンサガと呼んでいますので以後そう記します。



基本的な戦闘システムはサガフロのものを引き継いでおり、閃きと連携が主軸です。

この2種はスタンダードでわかりやすく、かつ面白いので安心ですね。



ロマサガは味方が強くなると敵が強くなることは始めの方にお話しましたが、初代ロマサガ&リメイクのミンサガそれに合わせて世界各地のイベントが始まったり終わったりするシステムになっています。


はじめのうちは、どこかに行けば何かが起きていて、それを解決して報酬をもらっていけばよいので気ままに楽しめます。放置するといつのまにか終わってますが…。


やり込んでくると、このタイミングでこのイベントが起きるからクリアして、これは終了が早いから優先して~などチャートを作り始めることになります。

クリア報酬でもらえるジュエルが後述のクラスシステムで必須、かつ周回で有利になる要素なのでやり込むなら必然的にこうなります。楽しい。


周回しないと戦えないボスや加入できない仲間がいたりするので、かなりやりこみを前提としたつくりになっています。

全要素に触れられるのは最低でも3週目になります。

サガシリーズはそれぐらい遊びこむユーザーが多いので特に問題にはなっていないようです。



クラスシステムがあり、剣士にすると攻撃アップ、海賊にすると速度アップなどの恩恵が受けられます。

クラスと対応した武器を使うと消費コストが抑えられるので、基本的には就いているクラスの武器を使うことになります。

武器の種類が多く、技もたくさんあるのは楽しくてよいのですが、残念ながら格差がそこそこあって、細剣や弓は強いけどスタンダードな長剣がパッとしなかったりetc

普通にプレイするだけならどんなクラスにしていても何の問題もないので自由に遊べます。

後述の最強ボスと戦う場合はクラス選びから重要になってくるので自由はないですが。



ゲームは完全にフルボイスになっており、全キャラが喋ります。
周回プレイで全部知ってるとイベントが長くて面倒で仕方ないですが、普段からxを連打している廃人の意見なので無視してください。

逆に言えばそれぐらいがっつり喋ってくれるので、好きな人は好きでしょう。



アイテムを捧げて最強状態にしたラスボスがアホみたいに強いことで有名です。

発売されてからだいぶ経ちますが、あれより強いボスはなかなかいないんじゃないでしょうか。もちろん倒しました。

何も捧げない普通のラスボスは…強いですね。うん。普通に強かった記憶あるわ

BGMが神がかっているのでストレスはないです。


財宝発掘という廃人専用のエンドコンテンツがあります。

バグのせいでレアアイテムの出現率が異常に低くなり、常人には入手不能な確率になってしまったらしいです。

あまりにもやばすぎるので私は手を出していません。下手したらネトゲのレアドロップより酷いんじゃないかな

財宝発掘以外にもバグがたくさんあり、ちょっと調べてみるとなんかもうあちこちバグり倒してることが発覚したりします。あれって仕様じゃなかったのかよ!

とりあえず防具の数値表記は一切信用できないですね。意味わからん。表記と計算に使われる数値がまるで違うじゃねえか。

まあロマサガだからいっか。少なくとも私が普通に遊んでいて進行不能になったりしたことはないです。

サガ スカーレットグレイス PSVita

初心者おすすめ度

0

難易度

☆☆☆☆☆5

やりこみ度

?(癖が強すぎて深さがよくわからない)


サガ最新作ですが絶対に触らないでください。

当然万人にはおすすめできません。


なんだろう…これなんなんだろうな?よくわからん。

表現が不可能、あまりにも独自路線を突っ走った戦闘システム。シミュレーションに近い感じがある。

ワールドマップしか無い。街はメニューだけ。3Dの静止画立ち絵でセリフが出るだけ。作り込みが振り切り過ぎでは?世界樹の迷宮みてえだな

フルボイスではないです。キャラのモーションも流用だらけ。まじでスタッフが作りたいところだけしか作らなかった感がある。



難易度は高いですね。バカ高いです。
なんか適当に進めてたら敵が強くなりすぎて完全に詰んだのでやり直した経験があります。


戦闘中に回復するという概念が希薄なので、基本的に敵を殴り倒して先に殲滅するしかないのですが

行動順が極めて重要なファクターになっており、敵の行動順を操作してうまく味方で挟み込んでうんぬんかんぬん。

戦闘不能時の挟み込みが大事なので、たまに味方の順番を動かしつつやられてもらうことで盤面を有利に運べだりとか。

行動順が全て見えているのはFF10とかFFT的な。加えて敵の行動まで全て見えているので、それを見越して上手くいなしていく感じ。

なんか複雑そうって思うかもしれませんが実際めちゃめちゃ複雑なんだ。一応ウルピナでクリアまでやったし100時間以上プレイしているらしいんだけど、このゲームについて全く理解できている気がしません。どうやったら安定するのかが分からない、安定させようとするのが間違いなのか…?

盾役を2枚置かないといけないっぽいことはなんとなく分かっていますが、逆に言えばそれぐらいしか分かっておらず。集中力を異常に消費しますが、強敵を倒したときの達成感は相当なものです。



私に合ってるようで、そこまで合ってない気もする。もしかしたら理解が少し足りないだけで、もうちょっと乗り越えたらすごい名作に感じられたのかもしれない。

曲はもちろんイトケンなので神曲揃いです。全滅曲をたくさん聞きました。


噛むほどに味が出てくる雰囲気はあるんですが、最初が固すぎてそもそも噛めない。そんなゲームです。



サ・ガコレクション

魔界塔士サ・ガ
サ・ガ2 秘宝伝説
時空の覇者 サ・ガ3
の3作品をまとめたものになります。

遊んだことはないので詳しい言及は避けますが、かなり古い作品であり、どうしても原点から全作品遊びたいというような酔狂な人間でなければ最初に触るべきとおすすめはしません。

理由は先述の通りサガシリーズは作品によってシステムやバランスがまるで異なるため、古い作品から遊ぶ必要が全くないからです。

これは「初めてサガシリーズに触れてみたい人」に対し古い作品から触る必要は特にないよという話であり、
作品自体の魅力については触れていませんので何か惹かれるものがありましたらぜひ手にとってみてください。

かなり古いので万人におすすめすることはできません。



レジェンド・オブ・レガシー

難易度

☆☆☆☆☆5

ロマサガではないので番外編になりますが、関連作の紹介として。

これはスクエニですらなくフリューから発売されているゲームですが、サガシリーズプログラマーとして有名な小泉今日治さんが開発に携わっている作品です。

ロマサガじゃん」と言いたくなるようなシステムと難易度で、サガ好きなら遊んでみて損がないゲームでした。

当たり前のように技を閃くし、レベルの概念はない。そして敵はアホ強い。


サガシリーズのシステムが気に入ったら小泉今日治さんを、
音楽が気に入ったら伊藤賢治さんを調べてみると幸せになれるかもしれません。


難易度がヤバすぎるので万人におすすめすることはできません。
実はクリアまでやってないのは秘密。ファミコン時代のRPGか?


難易度が高すぎるので万人にはおすすめできません。


=========


ということでだらだらと書いてしまいました。

総評するとロマサガ3 or サガフロを選んでおけ、というのが私からの意見です。


サガシリーズはちょうどいまセール中のようなので、興味を持たれたらぜひ。

ロマサガ3, サガフロ, ミンサガは人間攻略本になれますのでなにかあったら相談してください。



それでは

adventar.org